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蓄熱式充填空調システム

深夜電力利用

施設園芸 

概要

 

 

近年、施設園芸においては、ラン類の開花調節やイチゴの花芽分化促進あるいは養液栽培に使用する培養液の冷却・加温などにヒートポンプを導入する事例がみられますが,運転費(電気代)の割高感により,夏季の一部の期間のみに利用するなど,年間を通しての利用効率が低い状況です。そのため,利用効率の高い空調システムの開発が求められています。
このシステムは、運転費の低減を可能にする深夜電力と井水を利用した蓄熱式の空調システムです。

 
 

・蓄熱式充填空調システムと従来方式の比較

 

1.深夜電力を利用した夏(冬)季の蓄熱冷(暖)房

夏季は、深夜電力を利用して蓄熱した冷水(17℃)を充填式空調機に循環させて温室内を冷房します。また、冬季は蓄熱した温水(45℃)を熱交換器(温水コイル)に循環させ暖房します。

2.井水を利用した春・秋期の冷房

春・秋期は外気導入による換気運転を行いながら、井水を充填式空調機に循環させて温室内を冷房します。

3.局所空調方式

栽培ベッドの周囲に間仕切壁を設置して、植物の生育範囲のみを対象にした局所空調方式で、栽培ベッド下部に浸出ダクトを設置して、ダクト全体から微風速で空調空気を供給します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・蓄熱式充填空調システムのシステム構造

 

 

 

 

方式:ヒートポンプ / 業種:農林水産 / 用途:加温・冷却

 

 

 

 

 

 

設備概要

 

 

 

 

メリット

 

 

 

深夜電力と井水利用による運転費低減
 

 

 

連絡先

 

 

株式会社朝日工業社
技術研究所
TEL:047-477-5825

九州電力株式会社
総合研究所
TEL:092-541-3090
 

 

 

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