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快適な作業環境・低環境負荷 (有)野々山絞り
繊維の形態安定(長期にわたる繊維形状の保持)を熱処理によって可能にする「電磁誘導加熱式オートクレーブ」です。 電気ならではの優れた温度制御性により、化学繊維はもとよりこれまで困難とされてきた天然繊維の形態安定をも可能にしました。 絞り製品の絞り皺(しわ)を形態安定させる技術に適用できることに着目し、綿や絹などの天然繊維を素材とした絞り製品の独特な絞り皺を生地に残すことを可能としました。
天然繊維は、従来の熱処理・化学処理などの方法により皺のつかない加工は可能でしたが、皺の形状を残し、洗濯後も安定させる加工は困難でした。 「電磁誘導加熱式オートクレーブ」は、温度制御性が高く、加熱の立ち上がりが早い電磁誘導加熱を採用したことにより、天然繊維でも形態安定加工を可能としました。
方式:誘導加熱 / 業種:繊維 / 用途:熱処理
株式会社日阪製作所 産機プロジェクト室 TEL:06-6201-3531