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金型の焼入れと焼戻し
省エネルギー、CO2排出量削減、省スペース、小ロット生産、自動化、自動車部品メーカ、精密機械部品メーカ、金型内製化メーカ
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- 油冷却槽付無酸化焼入炉「SA」型は金型、工具、治具、精密部品等の熱処理を自社内で正確に短時間で容易に行えます。加熱室・空冷室・油槽が一体となった全密閉構造です。
- 油焼入は汎用的な冷却方法です。JISによる鋼種別の冷却法は直径25mmの丸棒に対して一般的な硬度を求める場合のものなので実際にはワークの寸法や要求硬度・変寸によって変える必要があります。油冷鋼以外にも水冷では冷却が早すぎ変形が大きい場合や空冷では冷却が遅すぎる場合に油焼入を適用できます。
- 全自動繰り返しテンパー炉(焼戻し炉)TAF型は加熱後の冷却を自動で行い必要に応じて2回・3回と任意に繰り返しテンパー(焼戻し)をプログラムすることができ、セットすれば完了まで人手はかかりません。従来型の場合は加熱終了後に取り出し冷却、100℃以下になってから再セットと加熱、2度目の加熱終了後に取り出し冷却、と全て人手が必要でした。
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焼入れSA型
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焼戻炉TAF型 |
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浸炭焼入例(部品の一部) |
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1.
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自動化 |
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雰囲気加熱と油焼入が自動でできます。 全自動で繰り返しテンパーができます。 |
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2. |
小ロット対応 |
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小型で処理時間も短いので小量ずつ最適条件で処理できます。
大型炉や外注加工の場合はある程度量がまとまらないと不経済になるため納期がかかったり品物ごとに熱処理条件の変更ができない問題がありました。 |
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3. |
作業環境の向上 |
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排ガスによる室温上昇がなく、安全・クリーンで作業環境が快適です。 |
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4. |
雰囲気制御と汎用性 |
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気密性のあるマッフルの外側から加熱する間接抵抗加熱ですので雰囲気制御が容易であり被加熱物の材質や形状に制約がありません。 |
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5. |
良好な熱効率 |
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燃焼に伴う排ガスによる熱損失がありません。また加熱出力を正確かつ速やかに調節します。 |
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