日本エレクトロヒートセンター

 

 

 

 

 

技術文献

 

【機関誌「エレクトロヒート」記事

機関誌のご案内

EH_No.202(特集:最新の電気利用技術)
IH高温食品加熱機の開発

鈴木 勝利

株式会社カジワラ 執行役員 技術部長

菅野 啓治

関西電力株式会社 研究開発室 エネルギー利用技術研究所 

主任研究員

 食品工場では多くの食品が高温加熱調理されている。高温加熱調理の加熱源はガス燃焼加熱と電 磁誘導加熱(IH:Induction Heating)が主に使用されている。ガス燃焼加熱は燃焼装置が比較的簡便 で安価な利点がある反面、安全性と熱効率、制御性に難がある。一方、IHは、加熱制御性、対環境性能 が圧倒的に優れており、普及が進んできているが、加熱温度は250℃までに限られていた。250℃を超 える調理品目も多く、顧客からのニーズに答えるため、300℃で連続使用できる調理用IH技術を株式会 社カジワラと関西電力株式会社とで共同研究した。壁温300℃を超えるIH式高温食品加熱機「ハイパワー IH釜」として上市したので、開発技術の内容と調理への適用事例を紹介する。
 

 

 EH_No.200(特集:エレクトロヒートの未来を展望する)
誘導加熱の展望

林   靜 男

富士電機株式会社 中部支社

 

 

 EH_No.194(特集:最新の電気加熱技術)
株式会社ウチノの高効率誘導加熱装置紹介

竹田  忍

株式会社ウチノ 技術部

高効率誘導加熱装置は量産向けの自動車から少量多品種の建設機械用途など幅広い分野で利用さ れている。その容量範囲は100 kwから数千kwに至る。近年、高効率化で高精度化、コンパクト化に よる取り扱いの容易化を図りつつ、用途拡大を図ってきた。今回MW級のIGBT素子を用いた数百kw から3000 kwまでの高効率誘導加熱装置について紹介する。

 

②誘導加熱(IH)ろう付

加 藤   篤 

島田理化工業株式会社 販売事業部 参事

ろう付には、火炎(ガス)・電気(抵抗・アーク・誘導)・光線(光ビーム、レーザー)・その他(拡散、 ディップ)様々な方式があり、それぞれの長所を生かしながら、自動車、車両等輸送機関係・クーラー・ 冷蔵庫用のコンプレッサーを中心とした家電関係・超硬チップ等の工具・機械関係等あらゆる業種にお いて使用されている。身近なところでは、メガネや自転車のフレーム、また歯科技工分野でも使用され、 一方大型部品では、航空機・発電用のタービンブレードやロケットエンジンの冷却ユニットの製造工程 にも使用されている。誘導加熱(IH-Induction Heating)を利用したろう付も銀ろう付を中心に古 くから製造工程の1つとして貢献してきたが、近年は家庭用のIH調理器の普及と伴に広く知られるよ うになり、金属の自己発熱による高効率・省エネルギー・省スペース・安全性・簡単操作というメリッ トから「環境に優しい加熱」として更に脚光を浴びている。今回はこの利点を生かした誘導加熱方法及 び将来像等について説明する。

     

EH_No.192(連載講座:電気加熱技術の基礎、特集:産業分野におけるエレクトロヒートシステムリニューアル事例) 
①誘導加熱の基礎と応用事例
魚住 敏治

一般社団法人日本エレクトロヒートセンター

誘導加熱技術部会 部会長
トクデン株式会社 取締役 総務部長

火に始まる人類の熱利用の歴史は産業革命の時代に劇的に変化し、今日の豊かな社会を築く礎となっ た。特に電気エネルギーを効率的に活用した加熱であるエレクトロヒートは、燃焼式では不可能な高温 への対応や、省エネルギー、品質の向上、生産性の向上など、これからの生産現場に要求される魅力的 な可能性を秘めている。これらエレクトロヒートの基礎理論から事例までを加熱方式別に全6回シリー ズで解説する。

 

②鋼管の先端加熱への高周波誘導加熱装置の導入事例
今村  剛

株式会社タイチク 設計部次長

鍛造加工前工程の加熱方式のひとつとして、誘導加熱があるが、その特徴として、(1)直接加熱 である。(2)急速加熱ができる。(3)エネルギー密度を高くできる。(4)制御性が良い。(5)炎が出な い。等が挙げられる。誘導加熱装置を新規導入する場合は勿論の事、他の加熱方式から、誘導加熱装置 へ置き換えを行う場合、その特徴から得られる利点に期待をされている。今回、鋼管先端加工の前工程 の加熱にガス燃焼炉を使用されていた御客様の設備を誘導加熱装置に置き換える機会を頂き、それによ り得られた省エネ効果が、御客様の満足を頂く事となったので本紙面を借りて、その結果について紹介 させて頂く。また、新設備の導入により得られた、作業工程の効率化、作業環境の改善についても簡単 に紹介させて頂く。

 

③IHと炉のハイブリッド加熱技術
田内 良男

島田理化工業株式会社

産業IH製造部産業IH開発課

近年,IHによる急速な昇温の後に,炉による均一な温度保持をさせるハイブリッド加熱方式の採 用が急増している。本方式は,従来の炉のみの工程と比較して「急速加熱」,「省スペース」,「省エネルギー」 を実現し,しかも高い温度の均一性を得ることが可能である。IHでは,昇温は短時間で行うことができ るが高温のまま均一に保持することは難しい。一方,炉加熱では昇温を雰囲気温度からの間接加熱のみ で行うため緩やかに加熱され,昇温までに長い炉又は長い時間が必要となる。しかし,一定の温度に達 してしまえば高い均一性で温度保持を行うことができるという長所がある。以上のように,IH方式と炉 方式にも一長一短があり,互いの短所を補い,“急速加熱・高温保持・均一性”という特長を有するシス テムがIHと炉のハイブリッド加熱方式である。本稿では,ハイブリッド加熱方式の構成をテスト結果と ともに紹介する。

 

EH_No.188(特集:最新の電気加熱技術)  
①誘導加熱を利用したコーティング技術
竹屋 昭宏

第一高周波工業株式会社

技術部 技術開発部長

金属部材におけるコーティングにおいて、高機能材料である自溶合金の被覆に誘導加熱を利用し た方法を紹介する。自溶合金特有の処理である皮膜の緻密化などによる高品質化を目的としたフュージ ング処理において、一般的なガスフレームによる方法と比較して、高安定性、高品質な誘導加熱を利用 した「高周波フュージング」は、高加熱効率、低気孔率、厚膜化可能などの特長を持つ。この高周波フュー ジングと高周波曲げ加工を同時に行うことで、安定的な曲げ製品を製作可能であり、一例として過炉器 管へのコーティングを紹介する。また、自溶合金被覆で用いられる溶射法では施工困難な、小径管の内 径への自溶合金被覆を実現した製品実例を紹介する。

 

EH_No.174(特集:誘導加熱システム)

 

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