電化厨房機器性能指標基準は日本厨房工業会の「業務用厨房熱機器等性能測定基準」に移行されました
平成15年10月に一般社団法人日本エレクトロヒートセンター(当時、日本電熱協会)の電化厨房委員会において、電化厨房機器性能指標基準が作成されました。それは、回転釜、フライヤなどの業務用厨房熱機器、ならびに食器洗浄機および食器消毒保管庫において、調理能力、立上り性能、熱効率、消費電力量などの性能指標を標準化し、使用者や設備設計者の評価に資することを目的としたものでした。その後、関係者の改善提案を織り込みながら改訂を繰り返し、平成27年9月に改訂6版に至りました。
平成26年4月にエネルギー基本計画が閣議決定されるなど省エネルギー社会の実現が叫ばれ、厨房業界に対しても省エネルギー化の要望が益々強くなり、ガス・電気に共通する性能測定基準が求められるようになりました。
それらの要望に応えて、一般社団法人日本厨房工業会が中心となり、電化厨房機器性能指標基準をベースにした検討を行い、平成29年4月、業務用厨房熱機器等性能測定基準(以下、本基準という)の作成に至りました。
本基準の運用に伴って、電化厨房機器性能指標基準は、本基準に吸収され、引き継がれるものです。
「業務用厨房熱機器等性能測定基準」はこちら((一社)日本厨房工業会のホームページにリンクします。)
公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)平成28年版(国土交通省大臣官房官庁営繕部)の「第6節 厨房機器 1.6.1 一般事項」の( i )項は次の通り読み替えてください。 ( i )「業務用厨房熱機器等性能測定基準」((一社)日本厨房工業会)の対象機器については、定格消費電力 の算出は当該基準による。 |
機械設備工事監理指針平成28年版(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修 編集・発行:(一社)公共建築協会)の「第5編第6 節 厨房機器 1.6.1一般事項」の文章や表中の「(一社)日本エレクトロヒートセンター(JEHC)の「電化厨房機器性能指標基準」」は 「(一社)日本厨房工業会(JFEA)の「業務用厨房熱機器等性能測定基準」」 に読み替えてください。 |